福祉用具 · 10日 4月 2022
Leeポップマットは、レジャーや入浴補助用具・災害時の避難用具としてなど様々な場面で使えるこれまでにない福祉用具です。
展示会で多くのみなさんとお話していると、もっといろんな所に出かけたいけど車いすや座位保持装置では難しいと思っておられます。特に身体が大きくなると災害時の避難のことなども切実な話です。もっと手軽に使える道具が必要です。そこで開発したのが、Leeポップマットです。本体は硬質ウレタン製なので軽くて丈夫です。水や汚れにも強く野外活動にぴったりです。移動は市販のキャンプ用カートが使えるので経済的です。これなら、これまであきらめていた場所へどんどん出かけて行けます。LeeポップマットでGO!です。
動画をユーチューブで公開しています。
10日 3月 2022
展示会で一番良く聞かれる質問です。「横抱きの場合なら、30㌔位までじゃないでしょうか。」と答えるようにしています。特に確たる根拠がある訳ではありませんが、私の抱っこした時の印象や抱っこしたお母さん方の感想を聞いて、30㌔位かなと思っているからです。勿論、個人差がありますから30㌔を超えると使えませんというモノではありません。これはあくまでも目安です。 でも30㌔を超えなくても首の座っている方であれば、おんぶパーツもお勧めしています。(股関節に制限がある場合は、使えないことがあります。)体重だけで言えば、格段に重い方でも楽に移動できます。両手も空くので本当にお勧めです。今まで160㎝以上で体重45㌔位の方が最高でしたが、この前の展示会で170㎝以上で体重50㌔を超える方が試されました。記録更新です。(写真) ただ問題は、おんぶは通常一人では出来ないということです。特に緊急避難用に考えておられる場合、家庭用では大問題ですよね。ではどうしたらいいか。①ともかく横抱きで避難した後、誰かに手伝ってもらっておんぶにする。②自力でおんぶする方法を見つける。(たとえば、布団を重ねた状態のところでお子さんを座った状態にし、おんぶパーツをセッティングして、自分も寝ながら背負う。ベッド上なら出来そうですが、いずれにせよかなり高度な技が必要です。)こんな緊急事態は無いに越したことはありませんが、緊急事態がどうしても心配なら試す価値はあるかも知れません。 それと首が座っていない場合です。基本的におんぶは出来ませんが、これも緊急時に限ってですが、おんぶが出来る状態であれば(手伝ってくれる人が周りにいる状態)、例えば大き目のバスタオルを筒状にしてお子さんの後頸部を支えるように巻いて使うことは可能かも知れません。要は、何が大事かということです。但し、くれぐれもこのような使い方をお勧めしている訳ではありませんことご理解ください。